2006-07-03

阿南窯復活に向けて必要なこと1

阿南窯をたくさんの方に使っていただけるかどうかは、
1、燃料にする赤松をどうするか。これは、インターネットのメール機能があれば連絡を取り合う時、無いよりは便利と言うレベル。ここが問題なのですが、私の生まれ故郷の林業に詳しい従兄弟に聞いたところ、赤松なんて今はだれも目をくれず、間伐材など山にごろごろしているとの事。持っていってくれれば喜ばれるぐらいらしいので、たぶん阿南町でも状況は同じ可能性があります。

2、阿南窯ホームページの作成
  阿南窯の宣伝ホームページを作り、阿南窯について知りたいことがあればここで詳細説明をしておけば、、電話でやメールでの詳細質問を最小限にすることができるので、人手をかけないで済みます。不足した所があっても、Q&Aページを作っておき、ここに追記していけば大丈夫です。

3、マーケッティングリサーチ
  阿南窯の需要があるかどうかは絶対に調べておかなければならないので、とりあえず、インターネット接続している全国の陶芸愛好家に、町として調査依頼を出して需要があるか調べる必要があります。この時、調査専門会社に頼めばお金がかかるのと、折角直接陶芸愛好家と接することができる機会を失うことになるので、町のご老人にやってもらえれば大きな財産になります。

 この時必要なことは、6月24日の「インターネットで陶芸愛好家を調べる」でご紹介しましたように、何万とあるのですから、可能な限り阿南窯の宣伝を兼ねてできるだけ多くの人に市場調査依頼を出しておいた方がいいに決まっています。インターネットで連絡先を調べ上げるのは手作業になりますからここは人海戦術です。
            グーグル     ヤフー
陶芸         452万   495万
陶芸 サークル     35万     27万
陶芸 クラブ      68万    53万
陶芸 倶楽部     38万   27万
陶芸 教室      185万   124万

たとえば陶芸教室だけに限っても100万件以上あるわけですから、これをすべて調べ上げるのは無理として、対象をさらに限定して検索してもいいと思いますが、とにかく相当な人手が必要です。

作業はいたって簡単で、各ホームページから教室名、責任者名、連絡先を探し、ホームページアドレス、メールアドレス、住所、電話番号等ををエクセルかメモ帳にコピー&ペーストするだけですから、1時間ぐらい事前の講習をすれば手が震えてキータッチできない人を除いて可能な作業です。

阿南町所有のパソコンが何台あるか知りませんが、他の村の高齢者パソコン教室の講師をした経験では、20台くらい有りましたから、何回かに分けて講習し、実作業も何回かしてもらい、操作が確実になったら、データを町役場担当の人のところにメールで送る練習をし、これも確実にできるようになれば、自宅に自分や子供、孫のパソコンがある人は自宅作業に切り替えてもらえれば多くのご老人にやってもらえるようになるわけで、ご老人に限らず、失業中の人や、家庭でアルバイト的にできる人がいれば、1データいくらということでやっても調査会社に払うよりははるかに安く調べることができると思います。町民総ぐるみの活動にすることが肝要だと思います。この続きは明日にします。