トルストイ、「アンナカレーニナ」と田口メソッド
「田口メソッド我が発想方法」(経済界社)p200で、田口先生がどんなきっかけで「アメリカを救った田口メソッド」のアイデアをつかんだかが記されています。アンナカレーニナの冒頭の一節で『幸福な家庭はすべて互いに似かよったものであり、不幸な家庭はどこもその不幸のおもむきが異なっているものである』(木村浩訳、新潮文庫)この一節を読んで、工業製品の不良対策を行う時、不良品を集めて不良品の集団分布を調べているが意味が無い、不良品には寸法が大きすぎて不良な物もあれば、小さすぎて不良なものもある。だが良品だけは非常に似かよっている。だから調べなくてはいけないのは、良品の項目の分布を研究し個々の不良品のとの距離を図ることが最も重要なことであるとしています。詳細は是非本を買って読んでいただきたいと思います。私には難しくて分かること判らないこがといっぱいあるのですが、今まで現役の時やってきたことと反対のことが書いてあり、じっくり勉強してみたいと思いました。理解できるようになれるかどうかは分かりませんが。こうなりますとアメリカを救ったきっかけを作ったのはトルストイも一役買っていたということになり、なるほどと思った次第です。天竜峡、南信州をブログでご紹介ページへ大鹿村赤石荘ブログをリンクさせて頂きました。
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