戦後レジウムの解体2、日米安保条約の廃棄 桃1個43円の写真です
憲法を守り自衛隊をなくし、日本が独立国として動けるようにするには、アメリカによる強力な鎖、日米安保条約を廃棄しないと動きが取れません。すでにアメリカもかっての勢いは無く、フィリピンがアメリカ軍を撤退させたり、イラクから撤兵、スペインも同様。以前ならこんなことをすれば、あらゆる手段を使い制裁にのりだすところだと思うのですがそれができない。それどころか盟友イギリスさえも撤退の動き。北朝鮮問題も中国に任せざるを得なくなり、イラク問題も悪の中軸と非難しているイランの力に頼らざるを得なくなってきている。そういう世界情勢の中で日本が戦後60年経った現在、アメリカにべったりしているということがわかりません。
今後もアメリカについていくことで日本の国民の生活が向上すると言うなら話は別ですが、4,000人の方々にこのブログを通じて、また、私が今まで調べたところでは、アメリカ軍の日本駐留で、日本が得をしたと言う事例はありませんでした。核の傘と言うのも日本の政府やマスコミが国民にそう思い込ませているだけで、世界的に見て、アメリカが核の傘になった事例はありませんでした。
日米安全保障条約があるために、憲法違反の自衛隊を持たされたり、日本の防衛はしないで外国に出かけたり、アメリカの兵器を買わされたり、思いやり予算などと言って外国に基地提供、挙句の果てに、本来日本にあってはいけない基地の移動に、沖縄県民のためだと言って基地移転費用まで出してあげるというでたらめな話しを受け入れる。
それに経済、農業、あらゆる分野で動きが取れない状況になっていますが、食料自給率、エネルギー自給率を低く抑えられ、アメリカのいう通りにしなければ日本が立ち行かない状況に押し込まれていると思います。
バイオエネルギー対策が遅れているのは経産省によれば、この対策が農業振興につながっては困るということらしいのですが、地球温暖化対策と言う地球規模の問題と共に、実際に石油輸入を続けられるかということが問題になりつつある現在そんなことを言っていたら大問題になります。
ガソリン代が上がりましたが、これが、地球上の石油枯渇の現われだという情報もあります。従来OPECは石油が上がりだすと増産で対応してきたのに今回は何も手を打てない状況。もう原油がないのではないかと言うわけです。巨大油田は1967以降発見されていないとのことですから確かにそうかもしれません。地球温暖化対策と共に、実際の経済生活を支える石油に代わるエネルギーの開発をおろそかにしていいはずがありません。
今回の参議院選挙で明らかになったように、多くの国民は怒りも限界に来ています。もう今までの自民党・公明党政権の人たちでは、今まで利権で生きてきた人たちによって牛耳られてきたのですから手の打ちようはないでしょう。多くの国民に良いようにするという手を打とうとすれば、政治資金をたたれ、自分たちの政治生命がなくなってしまいます。
しかしながら国政は圧倒的多数の国民を守ることですから、談合と天下りをやめさせると言う断固とした手を打っていかなくては日本は駄目になっていくでしょう。
日米安全保障条約の廃棄が一時的には混乱があると思いますが、多くの国民のための戦後レジウムの解体の一つと言えると思います。
これにより不利益を被る人もいますが、そういう人達は生き馬の目を抜くと言うくらい闊達な人たちですから、今までのようなぼろもうけはできないにしても、少し我慢をしてもらい政治経済で国民をリードしていって貰いたいものだと思います。
写真は、飯田の選果場で出始めた桃の格外品です。7個で300円。形は悪いですが美味しさは変わりません。これからこう言う格外品が、梨、柿、林檎、葡萄、いっぱい出てきます。飯田近辺は給料が安いのですが、これに野菜など農産物が安いので大変助かりますが(子供のおやつには、食べたいだけ食べさせることができます)流通経路の改革をして、農家の手取りを増やすということも考えていく必要があります。課題は山積みしています。
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