前松岡農相の死から連想した自衛隊の軍事増強
昨日の記事につきご意見を頂きました。30のブログを作っていますので、主だったところのご意見をご紹介します。ありがとうございました。皆さんに共通しているのは、日本が侵略されたらどうするのと言う点だと思います。さしあたりどこの国が侵略すると言う兆候があるのでしょうか。差し迫っているのなら、すぐにでもそのことを国民に知らせ、準備をするべきだと思います。しかしながら、その様な情報はどこからも発信されていないのではないでしょうか。
それと、私が、
一番重要だと思っている、憲法を守る必要性についてのご意見がありおません。「出来ちゃった婚」のように、既成事実を作り、国民に認めさせるというようなことになれば、憲法を作ると言う意味がなくなってしまい、日本が法治国家ではないと宣言するようなものではないでしょうか。
二番目に、現在の腐りきったような支配政党に、軍事拡大OKのお墨付きを与えたら、いっそう国を守るよりも、談合と癒着が進行し、暗黒の世界に突入すると言う可能性が高まるのではないかと言うことに対するご意見をいただけておりません。
万が一、理不尽な日本侵略の兆候が現れたとしたら、血を流したとしても国民全体で防衛すると言うことは当然だと思いますが、世界の歴史を見ても、そういう経験をへて国家は形成されたと言うことだと思われます。
昨日、本屋さんに行き「自殺した前松岡農相」に関する本が目につきましたのでざっと目を通したのですが、官僚時代、政界入りを志していた時代、政界入りしてからの振る舞いを地元での動向を含めて書いてあり、問題は昨日今日から始まったことではなく、現役の頃から始まっていたようです。死を持ってしても隠蔽しなければならない世界。とても私達のような小市民には思いもつかない世界です。
閣僚に登用されるくらいですから、自民党内では力のある存在であったと思います。この後出てきた赤木農相も似たりよったり。こうした体質は個人の問題ではなく、自民党全体の体質ではないかと思われても仕方が無いことだと思います。こう言う人達に軍隊を任せたらどうなることでしょうか。あるかないか判らない侵略に対する軍事的空白よりもっと恐ろしい世界に突入と言うことになると思います。
皆様はいかがでしょうか。
<アスコルドさんより>
軍事を行わない国家は、非常に小規模で軍隊をもつ必要がないか、国家の尊厳を放棄した場合かのどちらかです。
あなたが言うように日米安保も永久ではないのですし、日中友好なんて紙ペラ同然です。
こういう国際情勢の中で、日本国が存続し続けるためには、自分の身は自分で守る覚悟がないといけないのです。
今日本に足りてないのはこの覚悟だと思います。
完全平和主義を貫く覚悟もなければ、一国平和主義を捨てる覚悟もない。
身勝手な一国平和主義を貫こうとする人たちまで出てくる。
いま9条を守ろうとか自衛隊の海外派遣反対だとか言ってる人はすべて一国平和主義を貫こうとしている人たちですよ。
意見を煮詰めていくと最終的に日本が平和ならば他はどうでもいい、ということになりますから。
あなたの意見は昨日の意見と矛盾していますよ。
昨日は自衛隊を一度解散させて、有事になったら国民の合意の上で防衛組織を作るとおっしゃっていたではないですか。
憲法に抵触しない状態とは、非武装化させることですよね。
そうすると、兵器はすべて破棄と言うことになりますね。
ならば有事が起こった場合、どのようにして国を防衛するのですか?
有事が起こってから必要数を調達するのが不可能ということはわかりますよね。
訓練しないと被災地救助も何もないのですから遊ばせておくというのはありえないことです。
それに国家予算で遊ばせておくなんてクリーンな日本とは言い難いと思うのですがいかがでしょう?
考えてみてください、自分の払った税金で誰かが遊んで暮らすんですよ?
耐えられません。
<kirishimaさんより>
『おっしゃりたいことは半分くらいわかります。安易な対米追従はよくないですね。でも自衛隊を解散したら軍事的空白が出来ますのでアメリカに完全占領されるか東アジアに紛争の種をまくことになります。自衛隊があるからアメリカに対して今くらいの譲歩で済んでいるのです。アジアにおいて米海軍が最も相手にしたくないのが海上自衛隊です。そして武力組織は近代的になればなるほど職人的要素が高まります。下士官、自衛隊では曹にあたる人たちの養成は一朝一夕には無理です。エンジンや航海、甲板員は民間から募集できても大砲、ミサイル、魚雷を扱うことの出来る民間人はどうやって調達するのでしょうか?さらに商船などは上級職員(商船大出、士官相当)以外は人権費の安い外国人が多数です。商船大出の人も艦隊指揮なんて出来ないでしょう。航海士、通信士、機関士はいても「砲術士」「水雷士」なんて民間には居ません。
イラクのように???
あんな泥沼の状態に日本を引き込みたいのですか?太平洋戦争でもやらなかった「本土決戦」がしたい、しかも素人で。一度沖縄にでも行かれるとよろしいかと思います。地上戦がどんなに悲惨か勉強してください。近代国家においては戦争はプロに任せておけばいいのです。それをコントロールするのが政治家で、彼等を選ぶのが我々国民です。自衛隊の解散などというのはあまりに短絡的です。宗教家や芸術家は理想を追求するべきですが、政治家は現実主義者でなければならないのです。ただ理想を持った現実主義者でなければ改革はできません。そういった意味で安易な対米追従は現状肯定の現実的現実主義者に過ぎないので批判されるべきでしょう。エネルギー問題も大事ですが、だからといって軍事を軽視するのは政治家失格です。お隣さんは戦中の日本の劣化コピー独裁テロ国家、戦後数十年くらい軍事独裁で「親日家」が「国賊」を意味する国家、さらに公式発表だけでも毎年二桁の軍事費増強している一党独裁でアジアの覇権を狙っていて、周辺民族を「解放」と称して「侵略」した国家がいるのに自ら武力放棄とは国家の主権を放棄するのに等しい行為です。侵略を招く行為で国際的にも同情されないでしょう。その前に国民の同意など得られません。非武装中立を唱える政党の支持率を見ればおわかりでしょう。』
<nukunukupowerさんより>
あえて暴言を言いますと
「特攻隊を組織したいならそう言え」
ということになります。
言葉のごまかしはやめてくださいね。
イラクで行なわれているのは自爆テロ。
もう一度特攻隊をやりますか?
しかも、どこから支援を受けるのですか?
スポンサーあっての抵抗ですよ。それをお忘れなく。
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