2007-07-18

核の傘は見つかりませんでした、フィクションのようです

昨日は仕事がキャンセルになり、1日パソコンの前に座り核の傘ってあるのだろうかと調べましたが、逆に核の傘はフィクションではないかと言うページがありました。ただこのページは極楽とんぼさんと言う人が個人的に書いているものでしたので、この裏づけとなる公的な資料が無いものかと探したのですが、見つけることはできませんでした。

けれども実際の世界の実績とは食い違う所が無いと思いましたので、皆様にご紹介します。もしこの記事はおかしいと言う所がありましたらコメント下さい。

2年と3ヶ月寂れ行く天竜峡や南信州と言う私の住んでいる地域の活性化には、(全国的に共通していると思いますが)、国を挙げて政策を転換し取り組まなければ到底不可能だという思いに到達したのですが、私の考えが間違っていることもありうるわけで、もし間違っているとしたら、無駄なことをいつまでもやっているわけにはいかないので、ぜひ多くの皆様のご意見を頂きたいものだと思います。

ご紹介するページの中では、フランス、イギリス、中国が核の傘を信じなかったと言うようなことが書いてあります。

たくさん読んだ中には、北朝鮮も中国やロシアの核の傘を信用しなかったので自前の核戦力に着手したのだと言う記事もありました。韓国についてもアメリカに核の傘で防衛することを公式に表明してくれと頼んだが、拒否されたようです。

多分日本についても、竹島や北方領土問題で出動しなかったくらいですから、日本にあるアメリカの基地や、施設が核攻撃されない限り核を使った戦いはしないと思ったほうが正確ではないでしょうか。

やはり自国の防衛は自前でやるということを考えないとだめなようです。その場合、日本も普通の国と同じように、軍隊を持ち核兵器を持ち、防衛するのだと言うことになったら、中国やロシア、アメリカ(今は同盟国と言うことですが、いつまでもと言うことは無いので)と核戦争をして勝つためにはランチェスターに関する資料では3倍ぐらいの軍事力が必要らしいのでとても不可能な話だと思います。軍隊を持つということは、いつか戦争することがありうるということが前提ですから、戦争を開始しするには、絶対勝てるという確固たる見通しが無かったら戦ってはいけないと言うことは、孫子の兵法、クラウゼビッツ、ランチェスター等の戦争のバイブルで言っているそうなので、それよりか、日本は世界にも例を見ない差別化できる平和憲法を持っているのですから、多くの国々から信頼され、地球温暖化対策などなど世界的に必要とされる高い技術力を作り上げ、日本を核攻撃で潰してしまったら地球的規模の損失となると認められる国にしていくことのほうがより現実的であり望まれることだと思います。

世界に対抗できる軍事大国になるためには、それこそ国民は、食うや食わずで武器の開発や生産、軍隊の維持のために北朝鮮の国民のように働かなければならないし(以前の日本もそうでしたが)、高度な軍事機密を維持するために、民主主義も言論の自由も封殺せざるを得ない暗黒の世界(これも以前はそうでした)に持っていかなくては到底軍事大国を作ることは出来ないでしょう。何しろ日本には十分な食料も、資源も無いのですから、それらを補うには、国民の人的資源の犠牲に頼らざるを得ないと思います。

そういう意味でも、今度の選挙は意義のある選挙だと思います。

極楽とんぼさんの「核の傘」は幻想か?