何故自民党は堕落し、輝かしい日本の経済が駄目になってきたか、どうするか
どうみても自民党はかっての自民党と様子が変わってきています。もともとレトリックで国民を騙してきたようなところがありますが、それでも一貫性を通そうとしてきたと思います。小泉さんになってから、キャッチフレーズで世論を引っ張り味方につける。安部さんになっらまたレトリックに逆戻りかと思ったら、今度は腰が定まらない。閣僚人選にしても、9ヶ月の間不肖続き。私はこの原因が、公明党による選挙支援で、本来の自民党の力以上の議席を獲得して、おごり高ぶっているのではないかと思っていたのですが、25日付けの「オートメレビュー紙」に総合研究所所長の白岩禮三氏が、なぜ現在の日本がこんな状況へと追い込まれてしまったのかと言う問に、(私はそうばかりではないと思いますが)その最大の原因は、「政治の貧困さ」と、「経済力のなさ」に尽きる。政治の貧困さの最大の原因は、2世3世議員の乱立で能力もないのに議員になり、当選回数を積めば大臣にもなれる。実力がないので、官僚の言うままになるしかない。そういう人が首相になれば、取り巻き連で身の周りを固めるしかない。この結果次々にボロが出て内閣はパッチワーク的様相を呈する。従って新たに立候補する人は、先祖の地盤から立候補できないように法律で決める必要があるとしています。
企業でも退陣する能力のない社長が、次期社長の人選をするという悪しき習慣が延々と続いている。
本田宗一郎氏が断固として身内の者を会社に入れなかったのは、無能力者の抜擢の危険性を未然に防ぐためであった。
グローバリズムと言う過酷な環境の中で、日本の未来をどう構築するか。とりあえずは二大政党が対立し与野党とも真剣に政治問題の処理をせざるを得なくし、政治家達が成長する環境作りしか残された道はないように思われる。
民主党の憲法改正に対する方針が今度の選挙でほとんど触れられていないので、私としては、憲法問題と、日米安全保障条約について明確な態度をとっている政党が伸びるということが大事だと思っています。そうでなければ、寂れ行く観光地や、日本の農山村の復活は何処かにいってしまうのではないかと心配です。
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