2007-08-12

帰省ラッシュを見てバイオエネルギーを考える

昨日は、名古屋でお通夜があり、久し振りに高速道を走りました。東名高速などは渋滞情報が出るくこらい混んでいて、休憩によったいくつかのパーキングエリアは車を留める所を探すくらいでした。地球温暖化とかガソリンが高騰してきて、もうじきガソリンが地球からなくなるのではないかとか、そのためには、電車やバスで行かれるところは極力公共交通機関を使おうと呼びかけはなされているのですが、実際自分のこととなると、車の便利さには勝てず、家の前から式場まで夫婦で車に乗って行ってきました。実際公共交通機関を使えば、3倍の時間はかかります。

地球温暖化を押し進める二酸化炭素と言うことですが、高速道路を走っている車の大群を見ると、もう日本も車が無くてはどうにもならない社会になってしまったと感じます。しかしガソリンは地球に眠っていた限りある資源で、一旦燃やしてしまったガスを自然に再生して使うことができませんので、再生が効くバイオエタノールは地球がある限り人類の役に立つエネルギーと言えそうで技術立国日本、エネルギー自給率4%の日本としてはもっと研究を加速して欲しいものだと思うのですが、民主党や、社民党、共産党の政策がどうなっているか心配です。自民党・公明党の連立政権では、経産省の心配している「バイオエネルギー対策が、農業振興に繋がっては困」ると言うスタンスですから大きな期待は無理でしょう。参議院で多数党となった政党がこの縛りにこ拘束されていないことを願うばかりです。そういう意味でも、テロ特別対策措置法が9月の国会でどうなるかが大きな試金石になるのではと思います。

安住るりさんのコラム「戦後レジーム」と言う記事にあったような「小泉首相もアメリカの意向には絶対に逆らえない。逆らえばスキャンダルで致命傷を負う。」ということが、参議院野党にはないということの証明になるわけです。そうであれば、外国の意向に左右されずバイオエネルギーの研究に打ち込んでいく政府の誕生も期待できるのではのではないかと思うのです。

こんなことも考えながら高速道路を走ってきました。

なお、明日から16日までこのブログもお盆休みさせていただきます。