2007-05-01

子供のためお祭りには田舎に帰りましょう

g.jpg29日には、南信州の各地でお祭りがあったようです。恒例では5月5日にあると思っていた、大鹿村の信濃宮と言う所で行なわれる李花の舞いを今年も見に行きたいと思っていたのですが、27日頃の新聞を見ましたら29日にあるとのこと。29日は阿南町和合の日吉と言う所で、杉本恭子さんと言うプロ写真家による指導の写真撮影会取材があって行けませんでしたが、李花の舞自体の写真は昨年撮ってあったので小さいのですが今日一緒にご紹介します。大鹿村から天龍村まで南信州はお祭り街道として年がら年中どこかでお祭りがあります。これは、この地方が、南北朝の昔よりそれ以前からもあったのか知りませんが、京都や伊勢、三河、遠州地方との交流が深く、祭りと言うものが伝わり、最近になっても、外部からの文化の流れに押し流されなかったことによるものだと言うことです。祭りの原点が残っている地域とのことです。

あちらこちらのお祭を見に行っていますが、行く度に思いますことは、おぎゃあと生まれた時から笛と太鼓の音を聞き踊りを見て自分も早く大きくなってあの中に入ってお祭りに参加したいと言う気持が育まれて大人になり、今度はリーダーとして振る舞い自分達より年下の人たちに教え、村を仕切りまとめて行くと言うパターンができて村中がお祭りでまとまってきたという面があったのではないかと思いました。

日吉の祭りには子供が少なくお聞きしたところ、5、6人の小学生しかい無いとのこと。まあそれはやむ得ないとしても、お祭りの時には子供たちを連れて帰ってきて、お父さんやお母さんの生まれ故郷の良さを味あわせてやってほしいものだと思いました。そうすれば「美しい国日本」という実態を小さな時から実感でき、国による思想統制のような教育をせずに自然に子供たちの中に日本を守っていくことが大事だということを理解すると思いました。

その時は、故郷で家を守っている人たちへの心遣いと、たまには都会へ呼んで都会見物などを計画していただけたら最高だと思います。