どうすれば農地を荒らさないですむでしょうか、まず日本を取り巻く状況は
どこもかしこも、若者が農業ではご飯は食べられないと出て行ってしまっていますが、農業収入だけでは、テレビや新聞などで報道されるような文化的生活、子供の教育、とてもできそうに無いと考えるのは私の場合も当てはまり、田舎の長男に生まれたのですが、大学卒業と同時に田舎に帰らずサラリーマン生活を始めました。あの頃植木等さんの「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」が流行っていたような記憶ですが、汗を流さず頭だけ働かしていればそこそこの生活ができる環境は魅力的でした。あの頃は日本が絶好調の時で、天井知らずに成長できるような気になっていました。けれども今となって見ますと、最近の日本を取り巻く状況は先行きが少し心配な状況とのことです。つい10数年前までは工業生産国は地球上の総人口の1割程度(正確ではないかもしれません)だったのが、今では「BRICS」ブラジル、ロシア、インド、中国が工業国に発展しつつあり、最近ではそれに加えて「VISTA」ベトナム、インドネシア、サウス・アフリカ、トルコ、アルゼンチンが追い上げてきており、日本の陰は薄くなりつつあるとのことです。そうなってきますと、今までのように潤沢なエネルギー、食糧輸入が何時まで続くかということも考えておかないと最悪の場合大変なことになります。
そういう意味でご先祖様が血と汗で開墾した田畑が生きるための貴重な存在になってくる日がやってこないとも限りません。こんなことも、横川の郷で荒れていく農地を見ながら子供たちと話し合うのもいいことだと思うのです。
ラベル: 日本農業 過疎化対策 のんびり
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home