2006-07-19

あかねちゃん清内路村焼酎学校ご報告

akanetyanbira1.jpg今日は龍淵寺の世界的名水のご紹介のつもりでしたが、昨日、上記学校に行ってきましたので予定を変更して「あかねちゃん」の事をお話します。

先ずこれを作るきっかけとなった発想が素晴らしいのです。原料のあかね大根ですがほとんどがお漬物として利用されていて、人気が高く品不足との事です。ところが漬物の規格に合わない大根もあり、この利用をどうかしたいと考えて、女性村長が焼酎にならないかと考えつき、飯田市の喜久水酒造に持ち込んだそうです。

喜久水さんはとても物にならないだろうと考えたそうですが、まあともかくやって見るかと作ってみたところ、やはり、大根の匂いがどうしても完全に抜けなかったようですが、これを、高野 豊 さん(日本ソムリエ協会常務理事)に見せたところ、癖はあるが飲み方によってはなんとかなると言うことで、売る飲み屋さんには飲み方の講習を受けた所だけを認定すると言う方法をとって、売り出したところ、3,000本と言うこともあって残り少なくなり、次の仕込みに入っていました。今日醸造元の喜久水酒造さんで蒸留現場を見せていただき、蒸留したばかりのあかねちゃんの試飲をさせてくれたのですが、アルコール度55%と言う原液、確かに大根の香りはかすかにするのですが、私にはこの香りが何とも言えない美味しい香りに感じました。車で直接行ったので飲めなかったのが残念でした。

日本人は大根料理が大好きですから、きっと受けると思います。高野さんの話によりますと、甘みのある食物と合い、塩気のあるものとは会わないとのこと、これからどの食物と合うか研究し、それを宣伝する。宣伝が大事だ、マスコミは大変大事と話されていました。九州などでは焼酎ブームは終わりかけているが個性のある物は生き残っているのでこの個性をどう売り込むかが大事だと言う話でした。

帰って来て、早速、焼酎というキーワードを含んだホームページがどのくらいあるかヤフーで調べてみましたら、1,120万件、これだけ多いと1ページ目にはいるのは難しいかなと思って、第1位の被リンク数を調べてみましたら87件、嫌に少ないなと被リンクページのページランクを調べてみましたら、これが高いところばかり。しかし、あかねちゃんのホームページができた場合でもこう言う所にリンク依頼を頼めばいいわけだし、ページランクの高い村、商工会、近隣の市町村に頼める強みがあるので、検索エンジン対策テクニックを駆使すればトップになれるかもしれないななどと思いました。焼酎と言う喜ワードで検索する人がどのくらいいるか調べたところ、6万人強であまり多くはないのでインターネット経由ではあまり売れそうもありません。プレリリースを利用し、マスコミの宣伝に重点を置き宣伝したもらうことが必要だと思います。

ところで「あかねちゃん焼酎」で検索したらどうなるか気になりましたのでヤフーとグーグルで検索しましたところ、ヤフー、グーグルとも私のブログがトップ、もっとも、まだ「あかねちゃん焼酎」と言う名前はほとんど知られていませんから、売り上げには全く貢献していませんが。

あかねちゃん焼酎の原料、あかね大根今日始めて写真を見ましたが可愛らしいですね。皆さんぜひ1本買って飲んで見てください。そして特別村民にもなってください。人口741人の寒村、こう言う所が元気になりませんと、都会の安全は確保できず、20年、30年後の食料確保も難しくなってくる可能性もあるということですから。

販売店、各お店にお問合せください。
・長田商店    0265-46-2255  宅配可
・JA清内路店    〃      2037  宅配可
・峠の本陣      〃       2011
・清内路峠のおつけもの 〃    2221

特別村民ご登録は
清内路村ホームページより