山々にこだまする大鹿村太鼓
昨日の写真を撮った後、紅葉の中を車を進めていきますと、トンネルをくぐり少し行ったところにT字路がありそこを右折れしますと(国道152号線沿い)大鹿村役場があります。産業文化祭はここで行われていまして、村の農産物、昔の機織機なども置いてあり体験できます。大鹿村で取れたお蕎麦の試食をさせていただいたり、水出しコーヒー、今年初めてと言うヤギのお乳で作ったチーズを試食させて頂き獅子舞を見たり、最後に山々にこだまする大鹿村太鼓を聞かせてもらい満足して帰ってきました。非常に面白かったのは、大鹿村にはたくさんの芸術家肌の人が都会から来て住み込んでいらっしゃるのか、子供連れでこの地域の人達と一緒にお店を開いていたのですが、これがマッチングしているのです。服装が違いますのですぐ分かります。大鹿村ブログを見ていましたら、来年大鹿村に移り住む予定の人のコメントがあったりします。下條村もそうですが、外部から人を呼び込み共に生活すると言う難しいことをここの村の人たちもやっています。ご先祖様は、南北朝時代南朝の親王をかくまったり、横暴な領主を弓で射殺してしまったり、江戸幕府の歌舞伎禁止令を無視して続けたり、一見は穏やかな人たちですが、ともかく肝が据わっている人たちなので、なかなかできない難しいことができるのだと思います。特殊な技術、芸術等で生計を立てられる人だったら移住を検討されても良いかと思います。子供の教育には歌舞伎があり、自然の勉強には中央構造線博物館、歴史の勉強にはろくべん館、そして懐の深い南アルプス。近辺にはこのブログでご紹介している村々。冬の寒さに耐えられれば、飽きることの無い所だと思います。
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