2007-06-09

はやり農山村を守るには自衛隊しかないと思います、皆様のご意見を下さい。

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昨日のポピー園のすぐそばで、まだまだ樹勢のあるリンゴの木が切り倒されていました。近くで農作業をしていた老ご夫婦にお聞きしたら、リンゴの種類を変えるらしいとのことでしたが、この大きさになるには20年から25年はかかるとのこと。植え替えてリンゴが収穫できるには10年近くかかるということでしたが、植え替えて収穫できる頃、その種類が市場価値を持っていればいいのですがそうでなかったら大損です。

私が思いましたのは、石油に頼らない農業の場合、工業製品のように回転率を考えるとやっていけないのではないかということです。

特に山林の場合は、数百年と言う単位ですから、木が売れるときには禿山にして、売れなくなれば放置してでは、市場経済に任せておいては到底育成できようがありません。この点、政権与党はどう考えているのか知りたいところです。

私の考えでは、国を守るべき自衛隊ですから、国際紛争に巻き込まれる可能性のある軍備の増強をしたり、他所の国に出かけたりするよりか、よほど崩壊していく国土を守るために働いた方が、国家百年やもっと先まで日本を守ることができるのではないかと思います。自衛隊を使えば、国の予算にとって増分原価になりませんし、武器購入代を農機具にあてたり、今問題になりつつある、バイオエネルギーの研究に当てたりすることもでき、一石二鳥にも三鳥にもなりうる可能性があるわけです。

もしこのつたないブログをお読みの皆様で知っておいでの方がいましたら、政権与党ははどう考えているか、または私はこう考えると言うご意見を教えていただきたいと思います。

下記資料は、耕作放棄地についての研究資料と、国債発行残高の資料ですが、昨日図書館で過去の新聞を見ていましたら、昨年末の国債発行残高は 832兆円にまでふくらみ、過去最高になったということです。赤字を増やさないためにも自衛隊の軍備増強や、海外派兵などしないで、国土を守ったほうがどんなにか価値があるか分からないと思います。

三菱総合研究所編
「わが国の農業の最大の課題 -耕作放棄地の有効活用-

国債発行残高の推移