団塊の世代は総懺悔して死んで行けと言われました
昨日で発芽玄米を使った商品のご紹介を終りましたので、次のご紹介に入る前に、最近回った地域であったことを合間に入れて一休みしたいと思います。
今日のタイトルは、ちょっとショックな話ですが、ある若者と話をしていた時言われた話です。農業の衰退、福祉の衰退、教育の荒廃、年金問題、軍事では元来た道へのUターン、これは皆国民の選んだ政権によって進められていることで、責任は国民にあると言うのです。とりわけ団塊の世代は、数も多く日本が戦後復活してくる時の主役、退職金、年金など豊富に手にして社会を去っていく。自分達若者の将来などどうなるか判らない。
これら一切は、今の政権を選んだ人間の責任であり、お金で責任は取りようもないだろうから、せめて死ぬまでに総懺悔してほしい。と言うわけです。
私も団塊の世代の一人。そこで、戦後の政権を選んできたのは国民であることは間違いないが、一つには、政権与党以外の政党では国を取り仕切っていくだけの力を国民に認められず、満点ではないが比べてみるとまあ一番かなと言うことで国民が選んできた。それに、小金を持つ自営業者はじめ株や商品取引、会社経営者およびその幹部は、儲けるためには平穏な社会では困るわけで、株を持っている人にすれば株価が乱高下してくれないと儲ける機会が少ないし、商品相場にしても同様。
そして、識者によればいろいろの矛盾を抱えながらも、戦後日本が復活してきた時、軍事力にお金を振り向けなくてすんでいたこと、あの頃は、工業立国をめざしていたのは世界人口の何分の一かで、円が1ドル360円で外国からいくらでも安く資源を輸入でき、また、日本人の国民性である勤勉に輪をかけて低賃金にも耐えられた資質等があっていろいろの問題に対処するだけの余裕が経済的にあり、なんだかんだ言っても何かあれば、時の政権が何とかしてくれた。こう言うことから、国民は政権を選んできたと思う。そのうちに雲行きが怪しくなってきて現在のように不安な社会になってきたが、一つには安定した社会では困るという人も多く、一番儲けるために良い社会とは、戦争がなくならないことで、戦争があれば、武器は無制限に国が買ってくれるし、戦争に関連した物資を作る会社も同様な効果を得られる。
そういう訳で、今までは、その時々の政権与党はそれなりの仕事をして国民の支持を得てきた。ここへ来て若者が未来に夢を持てない状況になってきたが、小手先の対応ではにっちもさっちも行かなくなれば、国民には選挙と言う手段があるので、諦めることはないと思う。実際、国民年金の問題ではこのまま放置すれば参議院選挙を戦えないと言うわけで4時間ほどの審議で法案を通してしまうなど信じられないことが起こっている。だから今あなたが頭に来ていることを多くの国民に訴え、共感してもらえればことは簡単に解決する道も開けてくるわけですよ。社会に失望しないでやっていってほしい。
というような話をしたのですが、皆様はどのようにお考えでしょうか。今日の写真は昔は素晴らしい畑だっただろうと思われる畑の写真ですが、今はこのとおり、こんな風景を見ていると、若者がこんな寂れてゆく田舎にいていいものかと不安になるのも頷けます。
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