遊休農地活用のポピー園と高齢者福祉、失業者問題
ポピー園を見学していたところ、写真に見られるようなデイサービスの車が何台か来て歩いてポピー園の中を回ったり、記念写真を撮っていました。日を変えて行って見てもいつも来ています。皆さん私の父(生きていれば)や、母の年齢より少し若い人たちですが、若い時期十分に働いて、隠居の身を楽しめる年頃の人たちのように見受けられました。
前ご紹介した警察庁の自殺に関するデータの中で60歳以上の人の自殺数がやけに高いのですが、これは高齢者福祉が十分でないことの表れかなと思ったりもしました。
過去8年高齢者自殺率連続日本一と言われる県の分析を読んでみたのですが、高齢者が自殺する原因の一つに、多世代世帯で暮らすストレスが上げられるとのこと。その県に行ったわけではないので実態は判らないのですが、この南信州は温泉だらけで、温泉に行くと高齢者の方が「家族に温泉にでも行って来いと送りだされ毎日のように温泉に来ているとのこと。一昔前では考えられなかった。息子や娘に自分の食い扶持ぐらいは自分で稼げと言われたもんだ。」とのことです。こんなことが出来るのは、年金のお蔭だといっていました。
その年金の扱いが、5,000万人分も宙に浮いているということですが、この問題は前首相小泉さんのように「人生いろいろ・・・・・」でいい加減に処理されては困りますよね。だけど追及する野党のほうもなんか迫力が無いしどうなることか。
それにしましても、最近では写真のようなデイケアセンターの車が目につくほど多くなり、夏の暑い日でも木の多い公園では、ご老人達が木陰で輪になって話しこんでいたりしています、もう少し若い人たちは、天竜川沿いにある柳の下の整備されたマレットゴルフ場で、ご近所の人たちやご夫婦でプレーを楽しんでいます。そう言えば、最近ゲートボールを見かけなくなりましたが、あまり高齢者の自殺と言うことは聞いていません。
このポピー園そういうことまで考えられたのかは知りませんが、ご老人のために非常に役立っているではありませんか。人間、働く年代の時は働き、人生の終わりのほうになったら、生活に追われるというのではなく美しい花々を楽しむくらいの時間があっても良いと思います。
話が飛びますが、下記に景気や失業問題と自殺の関係を分析した資料がありました。
景気と失業、自殺の分析
ホワイトカラー・エグゼンプション等で失業者が増えると、自殺者の数も増えるということが良くわかります。今の政権は何を考えているのか心配になります。
私のつたないブログをお読みいただいている皆様の中でまだ現役の方は、いつの日かご自分の身に降りかかってくるか分かりません。その時は自殺はお考えにならず、何とか乗り切って行ってもらいたいものだと思います。
三角合併は法ができてしまったので、今一番確かなのは、ホワイトカラー・エグゼンプションを成立させないことですが。
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