2007-07-05

軍隊の有り無しの経済への影響、天竜峡中学校の短歌

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いろいろと探したのですが、この比較をグラフで対比した資料が見つからなかったのですが、このへんを述べた資料があったのでご紹介します。

戦争が勃発したり、戦争への緊張が増してきて、軍事面での研究開発が必要になると、国家予算をそちらに向けるので、その方面での技術力、国民総生産は伸びてくるが民需の方の伸びは低くなるか、日本の太平洋戦争時、北朝鮮の現在のように、全国民が軍事のために一切を我慢して絶えていくと言うようになってしまうということです。詳細は下記ページをご覧下さい。私は日本の国力、実績からして、両方のバランスをとった経済運営は難しいと思います。そのため、教育を国家が必要とする人間育成のため管理できるような教育基本法の改正、君が代、日の丸掲揚で文句を言わず国のためなら黙って死んでける人間の育成を目指し、ひたすら祈ると言うことを教育に持ち込んできたのだと思います。後、御真影崇拝を義務化すれば、戦前と全く同じになります。

戦争と経済

国民世帯平均所得の推移にについては、前にもご紹介した資料で見ますと、1989年から1994年ごろまでのデーターしかないのですが、あくまでも推測ですが、戦後紆余曲折はあったものの上昇傾向が続いてきたものと思われます。

こんなに減ってしまった世帯平均所得額

皆様方に良い資料がございましたらぜひご提供下さい。

私なりの結論としましては、日本の場合、戦後軍備をしてこなかったお蔭で、隣人諸国から、軍国主義復活を憲法で禁じていたため危険視されず、経済発展を遂げることができたのだと言うのが正しいと思います。

写真は、天竜峡温泉観光協会事務所前の休憩所に掲示してあった、天竜峡中学校の生徒さんの短歌です。学校を通して保護者の方の掲載ご了解をいただきました。

戦時下では短歌さえも検閲の対象になったとのことです。時の政府や軍部の意向に沿わないものは、赤だと言ってキリスト教まで取締りの対象になったとのこと。経済的豊かさだけでなく精神的豊かさも台無しになってしまったようです。