タグチメッソドとアンナカレーニナから不幸な子供達を救う方法を考える
昨日のブログで、飯田児童相談所のデーターを基に分析する必要があると書いたのですが、図書館に行き新聞を読んでいるうちに昨年の今頃、あの時は工業製品の問題を取り上げていたのですが、社会問題にも適用できるとのことですので、一つ一つの事象を取り上げるのではなく、もっと大きな方法で世の中を調査し、個々の事象との乖離を検討すべきだと思いだしました。昨年の6月29日のブログでは下記のような記事を書きました。***********************
「タグチメソッド我が発想方法」(経済界社)p200で、田口玄一先生がどんなきっかけで「アメリカを救ったタグチメソッド」のアイデアをつかんだかが記されています。トルストイのアンナカレーニナの冒頭の一節で『幸福な家庭はすべて互いに似かよったものであり、不幸な家庭はどこもその不幸のおもむきが異なっているものである』(木村浩訳、新潮文庫)この一節を読んで、工業製品の不良対策を行う時、不良品を集めて不良品の集団分布を調べているが意味が無い、不良品には寸法が大きすぎて不良な物もあれば、小さすぎて不良なものもある。だが良品だけは非常に似かよっている。だから調べなくてはいけないのは、良品の項目の分布を研究し個々の不良品のとの距離を図ることが最も重要なことであるとしています。詳細は是非本を買って読んでいただきたいと思います。私には難しくて分かること判らないこがといっぱいあるのですが、今まで現役の時やってきたことと反対のことが書いてあり、じっくり勉強してみたいと思いました。理解できるようになれるかどうかは分かりませんが。こうなりますとアメリカを救ったきっかけを作ったのはトルストイも一役買っていたということになり、なるほどと思った次第です。
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今回の問題について言いますと、個々の事象は、様々な要因が絡み合って発生している可能性があり、ああでもないこうでもないと口角を飛ばせて議論してもだめで、圧倒的多数の家庭は問題が無くあるいは少なく似かよっているので、児童虐待に関係あるような要因を洗い出し、圧倒的多数の問題を起こしていない普通の家庭について要因の調査をした後、問題を起こした家庭が個々の要因でどこに問題があったのか調べ対策を施すと言うのが正しいやり方ということになると思います。
誰が調査をやるかですが、これも自衛隊の人達が情報収集の訓練を受けており最適だと思います。どのようなデータを調査すればよいかについては児童相談所の方々、児童心理学の専門家、警察の児童問題に詳しい人々が検討して、自衛隊に情報収集してもらい、専門家に収集されたデーの分析もやってもらうと言うようにすれば良いと思います。次世代を担う子供達のために自衛隊が活動すれば軍備をして国際紛争に巻き込まれ日本をだめにしてしまうよりよっぽど日本の将来のために役立つと思いますがいかがでしょうか。
そして大事なことは、今政府与党は、日の丸、君が代を強制し、御真影崇拝まで持っていけばもう戦前の教育そのもので、教育問題では、家庭や学校の道徳教育がなっていないと言って、それに変わり国家が思うような方向に口出せるよう法律を変え、教科書認定制度では数少ない将校が裁判で争っているので、沖縄の強制自決は無かったかのように変えていったり、戦争慰安婦問題では、国家は関わっていなかったと言ってひんしゅくを買ったり。ど素人が考えても、軍隊の貴重な武器を黙って配布したり、皇軍の兵士達が買春を軍隊や国家の認めることなく出来るわけがないではありませんか。それに年金問題、昨年12月の某党新聞を見ましたら年金100年プランに貢献したなどとうたっていますが、1年も経たないうちにボロが続出。(なぜか某党新聞、今年の一月より、飯田市立図書館から姿を消してしまいました)
何が何でも、子供の教育を国家管理下に置こうとしているようにみえまますが、上記のような調査をして解析データを公にすれば、各家庭では、自分の家庭と圧倒的多数の家庭ではどこがどう違うのか検討することが出来、時の権力による方向性持った教育を押し付けるより多種多様な教育が出来るのではないでしょうか。
以上が私の私論ですが、教育について専門教育を受けたわけではなく、自分で深く勉強したわけでも有りませんので、専門的に勉強された方から見たら、また、政党関係の方から見たらおかしな点も多々有ると思いますので是非ご指摘頂きたくよろしくお願いします。30のブログを作っていますのでどのブログでコメントいただきましても30のブログでご紹介します。また頂いたご意見に対するコメントも頂き、議論を盛り上げていただければ幸いです。よろしくお願いします。
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