2006-06-03

清内路村特別村民募集中(メルマガのご紹介)

明日は都合でお休みします。

私のブログではまだ清内路村のご紹介に至っていませんが、過疎化の続くこの村ではいろいろの取り組みがなされていまして、今日ご紹介するメルマガの発行もそのひとつです。今日のものは5月31日発行のもので、これは単純に清内路村の問題でなく日本中の過疎化と高齢化に悩む村々の共通の問題で、私がブログで寂れ行く天竜峡と南信州を宣伝しようとしていることと同じです。たくさんの村々を回っていますが、この清内路の取り組みは初めてみました。大変素晴らしいことだと思いまして昨日転載OKのご返事を頂きましたのでご紹介するものです。このブログをご覧頂いている方の中に同じような問題を抱えている村々に在住の方がいらっしゃいましたら、役場等にブログや、メルマガの発行を働きかけてみてください。清内路ホームページでも言っていますが、インターネットを使えば、村の財政を圧迫せずに多くの方々に村の存在や、状況をお知らせすることができ、都会から遠く離れたこう言う村々の存在が、青い空と、美味しいお水と美味しいお米や野菜を提供し、山から流れ下った養分に富んだ水が海の魚を育て日本の食を守ります。日本の国土を守っているのです。こう言う実態を都会の人達にお知らせし認識して頂くことは、遠い日本の将来を守っていくことになると思います。
クリックして見て頂ければ幸いです。特別村民お申し込みは下記ページよりできます。
特別村民お申し込み

以下は特別村民募集についての清内路村ホームページからの抜粋です。
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息づく自然と伝統の村「清内路村」では、清内路村民とともに「ありのままの清内路」を楽しみながら、「これからの清内路」を考えていく新たな村人(登録制の特別村民)として、全国から「清内路ビレッジャー」(villager:英語で「村人」の意)を募集します。 

清内路村は、極めて深刻な財政難に陥っており、情報提供を頻繁に行うための郵送料やパンフレットの印刷代を捻出することが困難です。まずは電子メールでの情報提供に限らせていただき、ご要望が多ければ、郵送会員の募集についても検討させていただきます。
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月1回のメルマガですが、今日はその第5号をご紹介します。

┏ 清内路の山里から ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣━┳━┳━┳━┳━┳━┓  ◆ビレッジャー通信◆ 5号
┃清┃内┃路┃く ┃ら ┃ぶ ┃  清内路をみんなで楽しむために
┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━ 2006.5.31

 清内路ビレッジャーの皆様、お変わりございませんか。
 清内路の情報をお伝えするメールマガジン「清内路くらぶ」第5号をお送
りします。
 
 今年は、週末の度に雨模様で、このまま梅雨になっていくのでしょうか。
 それでも、清内路の山々は、新緑に覆われて、目にも鮮やかです。
 
 今、地方交付税の見直しが行われようとしています。制度というものは、
常に見直しを行っていく必要があることは否定しませんが、全国の町村は、
この見直しで一層疲弊することを心配しています。

 目に鮮やかな新緑も、清らかな清水も、こうした自然の恵みは地方の町村
だけのものではなくて、国民の財産です。そして、それを守るのは地方の
町村だけの仕事なのでしょうか。

 でも、嘆いているだけでは、物事は解決しません。清内路村に暮らし、
一緒に歩んでいただける人をどうしたら増やせるのか、危機意識を持って
取り組んでいきたいと思います。 

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●イベント情報
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☆6月は大きなイベントはございません。
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●村の動向
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☆合併問題の研究のその後3
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☆清内路村の人口を増やすために
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●リレーメール
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☆民生課 片桐 留美です
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●今月の一枚♪
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☆山の幸届けます事業
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●村の動向
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☆合併問題の研究のその後3
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 5月17日に第5回目の合併問題研究会が開催されました。
 今回は、村からの資料提供に基づく質疑ではなく、各委員の現時点での
思いを述べ合う形で行われました。
 「村民が村の活性化に向け盛り上がり始めている」ことから、自立を支持
する意見が出される一方、「財政的に自立は困難で合併は不可避」「理想は
自立だが、人材も不足しており難しい」など合併を支持する意見も多く出さ
れました。
また、「合併するしないにかかわらず、住民が自信を持てる地域づくりが
必要」との意見も出されました。
 次回は、さらに少人数でのグループ討議を行うとともに、中学校統合問題
の学習を進める予定です。【池内武久】


☆清内路村の人口を増やすために
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 4月30日現在、清内路村の人口は740人、261戸となっています。
 人口を増やす対策として考えられることは多くあります。
しかし、人口を増やすということは大変難しいことです。財政力の厳しさも
ありますが、まず、第一に結婚問題があります。
出会う場が少なく、未婚の方が増えています。そのため、子どもの出産も少
なく、少子高齢化の典型的な状況となっています。
 第二に、住宅が少ないことです。今の若い世代は同居を比較的嫌います。
しかし、清内路村は住宅が少ないため、結婚して同居できない方や、清内路に
住みたいという村外の方の住む場所がない状況です。
 第三に、職場がないことです。清内路村にある主な就業場所は2つのつけも
の屋さん程度しかありません。他市町村であれば、近くに就業場所も多く、同
じ住むなら便利な他市町村を選ぶことが通常です。ただし、清内路村は、飯田
市や南木曽町などへの通勤には近い場所です。
 このように課題は多くありますが、村では今できる人口対策を準備中です。
○空き家データベースの作成
 村内の空き家について、売ったり貸していただける物件のデータベースを
作成中です。物件の持ち主・状況・図面などを作成し、本年中に情報提供を
行います。
○結婚支援事業
 本村は、これまで出会いの部分には余り力を入れてきませんでした。本年
中に村内の結婚や出会いを希望する独身者と村外の独身者との交流の場をつく
ります。
○田舎の起業入門講座
 村内へ企業を誘致することも大切ですが、村内の方が起業できるような
きっかけづくりや知識を習得できる講座も開催します。
 このように、できることからスタートしますが、今後さらに、清内路に住ん
でみたいと感じていただけるような魅力づくりに力を入れていきたいと考えて
います。【櫻井佑介】


●リレーメール
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☆民生課 片桐 留美です。
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 清内路にも遅い春がやってきたと思ったら、ここ数日はとても寒く、まだ
まだコタツが欠かせません。清内路では、年中コタツが出ている家庭も少なく
なく、私の家でもコタツのない時期は2~3ヶ月くらいでしょうか…
 私事ですが…私は保健師として働かせていただいています。「保健師って
何する人?保険のおばちゃん?」とよく聞かれますが、保健師とは、大きく
言えば、住民の健康を守る役割があります。こう言ってしまうととてもすごい
人のように思いますが、私自身は、住民が健康で暮らすためのお手伝いをする
のが仕事だと思ってやらせていただいています。主な仕事は、住民の検診や、
健康にかかわる教室の開催、相談等を受けています。小さな赤ちゃんからお年
寄りまで、全住民の健康に関わる仕事をさせていただいています。
 都会では、保健師なんて知らない方も多いかもしれませんが、幸い清内路村
では、現民生課長の熊谷保健師の活躍のおかげで、保健師を必要として下さっ
ている方々が多くいますので、やりがいのある仕事だと実感しています。
 ところで、最近メタボリックシンドロームという言葉を見たり聞いたりする
ことが多くありませんか?これは、今全国的に問題になっていることで、高血
圧、高脂血症、肥満といったような症状の積み重ねが将来重大な病気を引き起
こすというものです。皆さんは検診を受けたことがありますか?症状はなくて
も重大な病気がひそんでいることがあります。定期的に検診を受けるようにし
ましょう…【片桐 留美】

                           
●今月の一枚♪
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☆山の幸届けます事業
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5月19日に、愛知県豊山町で「山の幸届けます事業」を実施し、村民
9名の皆さんと役場から村長以下5名が出向きました。
 豊山町のご協力をいただき、会場は役場の駐車場を使わせていただきまし
たが、あいにくの雨模様の天候で、平日のお昼という時間帯にもかかわらず
開始予定の11時前から、大勢の方にお越しいただきました。
 タラの芽やワラビといった山菜や無農薬野菜なども人気で、ほとんどが
わずかな時間で完売し、次回は、いつやるのかとの問い合わせもいただいた
ほどでした。
 参加者からは「清内路には宝物がたくさんあると実感した」という感想も
あり、まずは成功と胸をなでおろしたところです。
 次回は、7月下旬頃に開催する予定で、今後準備に取りかかります。
                   【櫻井 健】
 
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清内路村役場(ビレッジャー事務局)
〒395-0401 下伊那郡清内路村375番地1
電話:0265-46-2001 FAX:0265-46-2016
URL:http://www.seinaiji.jp/
E-mail:info@seinaiji.jp
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上記のようなメルマガを月1回頂けます。是非お申し込みを。
特別村民お申し込み