間違いない子育て、下條村の下條歌舞伎
11月23日、下條村商工会様のブログで、下條歌舞伎の宣伝を見ましたので、下條村文化祭の一つである下條歌舞伎を見て来ました。中学生による子供歌舞伎というものをはじめてみました。あどけなさも残っていましたが、今の子供は成長が早いので、結構迫力がありました。今回の演目は、「大功記十段目 尼崎閑居の場」というもので、芝居のはじめに指導者の方から説明があり、脇に大型のOHPで芝居の進むのにあわせて説明が出てくるので、歌舞伎というものに疎い私でも意味をわかりながら楽しむことができました。そして思いましたことは、こういった古典を小さい時から味わっていれば、大きくなっても古典からいろいろのことを吸収する能力も育って、今問題になっているような間違った方向に走ってしまう人間は出にくいのではないかということです。私などは、歌舞伎というものを見たのが20歳も後半で、東京の歌舞伎座に妻のご両親が連れて行ってくれたのですが、訳がわからず居眠りをしてしまいました。飯田に来てからも、近くの麻績(おみ)神社で開かれた歌舞伎を1回見に行ったのですが、意味がわからず帰ってきてしまいました。大鹿村の歌舞伎にしても何故あんなに盛り上がるのかさっぱりわかりませんでしたが、今回のように、詳しく説明付なら私にもわかりました。こういった地芝居を絶やさないということは子供達の成長のためにも必要だと59歳になって初めて気がついたのですが、人がいなければ絶えてしまいます。下條村の場合、24日の下條村商工会のブログで見ましたら、若者向けの専用住宅を建設し、第9棟目建設が始まったそうです。問題は働く場所ですが、お隣の飯田市では最近新工場建設があったり、少しずつですが雇用も増えているようです。若者が定住できて、子育てをし、この地方が元気になっていけるなら言う事はありませんが、やはりこう言う条件が揃った所はそうはあるものではありませんから、とりあえずは面としての観光から入っていくという私の方針も必要なことかなと思い続けていって見ます。
下條村商工会ブログへ
なお、第12回 三遠南信ふるさと歌舞伎大鹿大会が27日あります。これも見に行ってみようと思います。皆様もどうぞ。詳細は下記
大鹿村役場ホームページにてご覧ください。
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