2006-12-15

やはり自然と、歴史、祭り、日常生活が観光に大事でしょうか

今年は、天竜峡、南信州観光地ご紹介で、長野県の隣の水窪町、それに宮古島など南信州以外の所を織り交ぜてご紹介しましたが、大変私のためにはなりました。息子がお父さん、南信州のことばかりでなく、広くあちらこちらを歩いてみる必要があるよろいっていたのですが確かにそのとおりでした。いろいろの所でいろいろの工夫がなされており、私としては初めて知ったことも多かったです。

地域の活性化としては、観光ばかりでなく産業の創設、拡大による雇用の拡大、農業や林業、漁業の保護や育成、等々やらねばならないことが多いと思いますが、大掛かりのことは、政治や経済がからんで簡単にできませんが、とりあえず私達にできることは、自分達の住んでいる地域をブログ等で紹介しあい、興味を持ってもらえる人には来ていただき、ご意見を頂いたり、口コミでご紹介していただくというようなことだと思います。

私の住んでいる飯田でも、いろいろの活動がなされているのですが、これらが飯田の人を中心になされていて(もちろん飯田以外の人にも公開されているのですが)、地域の郷土史研究家、山の研究家、地震研究家、食物の専門家、発掘の専門家、地元の食材を使ったお料理研究家、花卉栽培の専門家、川の研究家、芸術の研究家、果実農家、飯田は生菓子の主要生産地、こうしてみますといろいろの人がいるのですが、インターネットを使えば従来のイベントでの発表にとどまらず一挙に多くの人にご紹介でき、この近辺の人しか知らなかったイベントを北海道でも沖縄でも興味を持っている方には検索エンジンを通じて知っていただくことができ、実際来ていただくことも可能になってきます。もちろん交流の輪も従来に比べ全く違った速度で広がるものと思います。

ここで一つ大事なことは、これらの専門の人たちは高齢化しているので、年金生活の人が多く、パソコンの購入や、インターネット接続の費用負担が大変な方もいます。公民館や学校に眠っているパソコンの活用が欠かせないのですが、この活用がいまひとつなのです。

これらのことを役所や、観光協会、商工会議所等に何回も訴えているのですが、なかなか取り合ってもらえないのが現状です。
このつたないブログをお読みいただいている皆様でもし私の考え方にご賛同いただける方は、ぜひご自分の地域でやってみていただきたいと思います。もしあちらこちらの地でぽつぽつと火の手が上がるようになれば、燎原の火のように加速度的な広がりを見せると思います。

日本には、石油や鉄鉱石等の資源がありませんから、せめて情報については世界で一番くらいの位置にいなければ、将来、追いついてくるBRICS諸国と肩を並べていることができなくなると思います。