三浦とよみさんによる阿南町の化石ご紹介
阿南町在住の三浦とよみさんからこの地方のご説明を頂きました。三浦さんはこの後ご紹介する「深見の池」自然を愛する会の活動をされていて全国的にも有名な方です。この後もいろいろの資料をご提供いただきましたので順次ご紹介します。なお、実名公表のご承諾を頂きました。
三浦とよみさんから頂いご紹介文です。
長野県の最南端にある阿南町一帯は、第三紀中新世(今から1・600万年前)の海底に堆積した地層が分布しており、富草層群とよばれています。
阿南町のなかでも特に富草の地区は沢山の化石を産出することは有名です。
なかでもサメの歯の化石は種類も多く、採集に訪れる人のあこがれのまとであり、産出する化石は貝類が最も多く150種を越えています。
そのほかデスモスチルスの歯やカニサイの下あごなど古生物学上の重要なものも発掘されています。
この化石館は旧富草中学校の生徒たちによって収集された標本を基礎にし、町民の協力によって、昭和52年に開館されたものです。
化石館の近くには、第三紀の地層の良く見える場所や化石の産出現場があって、地質の研究や化石の学習ができるようになっています。
今日は三浦さんから頂いた貝の化石をご紹介します。
三浦さんの運営される「深見の池ホームページ」内容が豊富で楽しいページです。ご覧ください。
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