今も残している戦争の傷跡
昨日の家の門扉を見せて頂いたら、写真のように扉に使った金具が剥ぎ取られていました。太平洋戦争の末期、鉄が不足して供出したものだとのことです。その後、数ヶ月で終戦となったとのことですが、いったいあの金具はどうなったのだろうとのことでした。小さい頃、生活に必要な最低限のものを残し、鍋釜、お寺の鐘まで戦争に使ったのだと言う話を聞いたことはありますが、ここまでしなければ戦えなかったとしたら、とうてい物量の豊富なアメリカに勝てるわけもないと今になれば子供でも判る理屈を、当時少数の人を除いた日本国中が戦争に突っ走ってしまったのが不思議です。日本人はぱっと咲いてぱっと散る桜が好きですが、一斉に燃え立ち同じ方向を向いて駆け出す習性を持った民族なのでしょうか。この金具の取れた跡を見てそんなことを考えました。愛知県外旅行一部更新しました
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